総勢60名の方にご参加いただき、
今年のリーダーミーティングを無事に終えることができました!

今回のテーマは「パートナーシップで自然歩道を守る」。
これまで環境省のレンジャーを務め、現在は鹿児島大学特任准教授である
岡野隆宏さんに自然歩道の現状や目指すところをご紹介いただき、
保全に係るみなさん、それを利用されているみなさんと、
広く意見交換を行いました。

現在、日本でもロングトレイルがブームになりつつありますが、
自然歩道は管理が行き届いていないところも少なくないとのこと。
アメリカで3,500kmの長距離自然歩道を踏破した
作家でトレッカーの加藤則芳氏が持つ、
「なんとか九州自然歩道の魅力を広め、再整備していきたい」
という思いを受け継いだ熱い語りで、
現在少しずつ広まっているネットワークの動きについてもご紹介いただきました。

 

岡野さんのお話を受け、「ボランティアがつなぐ道」をテーマに、
イギリスのフットパスづくりについてJCVN副理事長の朝廣より、
また山村塾が活動の一環として行っている癒しの小径づくりについて、
JCVN理事の小森より、ご紹介しました。

 

後半は、交流を兼ねた意見交換「ワールドカフェ」。
これまでもJCVNのイベントでは何度かワールドカフェを行いましたが、
JCVN理事の志賀の進行で、3度の席替えをしながら5〜7人のグループで
「みんなで『みち』を守る、とは?」をテーマに自由に話をしていただきました。

 

普段、保全活動をしているみなさんと、
山を楽しんでいるみなさんとはあまり接点がなく、
そういう方たちが一堂に会し、つながりが持てたのはとても良い機会だったと思います。
みなさま、ご参加ありがとうございました。

JCVNでは、これからも同様のイベントを継続して実施していきたいと考えています。
また是非ご参加ください!