3/24 宗像ザビエル聖堂樹林地整備活動支援
NPO法人文化財保存工学研究室の皆さんが主催したイベントに、
理事長の重松が講師として、
また2名の会員と、朝廣研究室の学生2名の計5名で、
保全作業のグループリーダーを行ってきました。
NPO法人文化財保存工学研究室は、
取り壊されることとなった鹿児島の聖堂の移築・再建を目指し、
遠く宗像の地に再建地を見つけ、「聖堂再生プロジェクト」を
10年以上にわたってボランティアの手で行っている団体です。
聖堂再建の敷地には樹林地が隣接していますが、
常緑樹が建物のそばにあると風通しが悪くなり、壁が傷んだりすることがあるため、
落葉広葉樹中心の里山林として管理していきたい、というご相談を以前から受けていました。
重松理事長の里山に関する講義のあと、
16名の参加者で、ヒサカキなどの低木の常緑樹を中心に除伐作業を行いました。
初めて立木を伐った方にも作業を楽しんでいただけたようです。
1時間もない短い作業時間で、皆さん大満足の作業成果となりました。
再建途中の聖堂の中を見せていただき、
これまでの活動のお話を伺えたことも、今回とても良い機会でした。
文化財保存工学研究室の皆さん、ありがとうございました。